がんのメカニズム

正常な細胞は一定の周期で分裂の回数が決まっていて、役目が終われば死にます。ところが、がんは本来のプログラムが異常になっていて、どんどん増えて、歯止めがききません。抗ガン剤の目的は、がんを直接攻撃して、細胞の分裂を抑え、がんを小さくすること、できれば消失させることです。抗ガン剤が問題になるのは、効果と比べての副作用の懸念です。正常細胞もガン細胞も基本的な分裂のメカニズムは同じです。したがって、抗ガン剤はガン細胞だけでなく、正常な細胞の入れ替わりも阻害してしまいます。細胞分裂の活発な部位(骨髄、消化管、毛髪など)ほど、ダメージを受けます。日本には、抗ガン剤に関して専門的な腫瘍内科医が少ないこともありますが、抗ガン剤の使い方に熟練した医師とそうでない医師では、効果、副作用の面でも差がでます。どの抗ガン剤をどれだけ使うかだけでなく、抗ガン剤の止め時も大切ながん治療の一環です。

INFORMATION